第47回 JBCF 経済産業大臣旗ロード

 群馬サイクルスポーツセンターの6kmサーキットコースを16周、96kmのロードレース。

 

 

 おそらく今季最後の実業団レース。それにふさわしく、これまでの最長距離。

リザルト:19位 / 109名 2h30'48" +top0'01"

 

spec.FFWD60mm / 11-27T

 

 6kmコースを16周と聞いただけで縮ぢ込んでしまう。10周は経験があるけど、その先の6周は未知の世界。集団ゴールが出来れば上出来、せめて完走くらいはしたい。と言うのが今回の目標。集団のペースがどんなもんか?気になる所。。

 

 いつもの様にローリングスタート。からのリアルスタートで、その時は集団中ほどに居たので、状況は明るくないが多少の飛び出しがあった感じ。

 

 2周目・3周目とペースは早く、それ以降集団のペースは楽に感じるほど落ち着く。でも、狭いコースに集団がひしめいているので、転んで迷惑を掛けない様に集中、、。5周目からは先頭交代に加わらない位置まで上がったり、下げられたり居場所を変えながら。心拍は敏感に反応して、スンと下がるという理想的な状態。走る前に食べたあたりめ(スルメ)に含まれるタウリンが効いているのか?、、。

 

 中盤、若干ペースが上がったと思ったらチームメイトのヤマネさんがグイグイ牽いているのが見える。アタックしたけど、誰も釣れなくて止めたらしい、、。E1はあの場面で誰も付いてこないだね~、と。 おそらく、おそらく設定距離にビビっている人はジブンだけではないのか??

 

 依然として集団はサイクリング程度の楽なぺースで距離を消化して行く。ジブンとしては動く度胸も足も無いので、集団内でやり過ごすのが現状。そしてS字コーナーが苦手。コーナーリング中は足を止め、再度回しはじめると途端にRがキツくなり足を止めざるをえない憎いコース設計。おまけに丁度良いラインに溝が走っている。その溝を上手く使えるスキルはない。一度ヒヤリとする場面もあったけど、コンチのコンペが粘ってくれて事無きを得る。心臓破りの坂は、これまでの練習で楽に高い出力を出せる漕ぎ方を身に付けたので楽に登坂出来た。こんなに楽に上っているのはジブンだけなんどろうな~とか思いつつwww、、。坂のコーナーを過ぎるとスルスルーっと押される感じで行ける。。

 

 周回を重ねる度にジブンの中で”~周回記念”が樹立されて行く。思った程、飽きたりはしなかった。イイ感じ集中できている。カフェインローディングの甲斐あり!  そしてカワイイ子が補給ポイントに立ってるのを発見!そこを通るのが楽しみになる♪

 

 残り5周となり、チームサポーターのもんじろうさんからボトルを受ける。その際、彼女の緊張が見て分かった。ボトルを持って立っているだけでも意外と難しいんですよね~!ナイスパスありがとうございました!

 

 集団のペースがいつ上がるんだろうとかビクビクしていると、遂には最終周。今回も上位を狙っているわけではなかったのでこのまま穏便にと思っていたけど、ヘアピンを過ぎた辺りでヤマネさんがいてはいけない位置に、、。これはイカン、ここまで来ればと死ぬ気で前に引っ張り上げる。 、、思いの外容易に最前線まで上がれ心臓破り((心臓破りデータ:概ね1分で280w~320w程度))))まで来た。ヤマネさんのケツを押した。 

 

 ジブンも必死で坂を駆け上がる。前にはそれほど人はいない。最後のコーナーを曲がり、上り基調の直線。もしや表彰台!いや入賞!じゃなくてシングル!意気地なしな上、スプリント祭りに気迫負け。あれよあれよと、なだれにズブズブのみこまれ順位を落としゴール。

 

 溜め過ぎて掛ける前に周りのスプリントの迫力にビビってしまったのは次に活かす所。調子は良かっただけに残念な結末。でも、案外16周を走れると言う実績が作れた。しかも補給食はジェル1つで。。学ぶ事や得るものは多くあってとても良い試合でした。E2を走ったハギワラさんも決して万全とは言えない中、無事に完走と言う事で何より。あの時そんな事があったんですね~。チーム スキップの皆様お疲れ様でした。今回も色々とお世話になりました。。

 

 来季はポイント的にE1残留は厳しい。けど、走った事のないE2でも頑晴って走ろうと思う。楽しみです。。